こんにちは、SouDogです。
今回は、WordPressで作ることができるwebサイトを6つ紹介します。
WordPressは世界中でよく使われているCMSで、その理由のひとつに「やりたいことは、だいたいできる」という点があります。
もちろんインストールしただけではブログを書く(情報を発信する)ぐらいしかできませんが、プラグイン(拡張機能)やテーマ(デザインテンプレート)を使うことで様々な用途のWebサイトを構築することができます。
目次
ネットショップ
ネットショップを運営する場合、商品や売り上げの管理、カートシステムなどが必要になるのですが、WordPressのプラグインを使うことで、ネットショップとして運営することができます。
よく使われているのが「Woocommerce」と「Welcart」というプラグインですが、それらのプラグインに最適化されたテーマ(デザインテンプレート)とセットで使うことが多い。※PHPやCSSなどの知識があれば既存のテーマに組み込んだり、自分でテーマを作ることもできます。
決済は銀行振込はもちろん、クレジットカードも設定でき、その場合は「PayPal」「Stripe」のアカウントが必要になります。
※事前に「PayPalビジネスアカウント」もしくは「Stripe」のアカウントが登録が必要になります。
Woocommerce
世界中でよく使われているネットショップ構築プラグイン。
デザイン性の高いお洒落な専用テーマも多いのですが、英語ベースのため翻訳の修正が必要な場合があります。
Welcart
日本で作られた日本語対応のネットショップ構築プラグイン。
「Woocommerce」と比べて専用テーマの種類が少ないが、設定項目や基本的な表示項目が日本語のため使いやすい(自分もこちらを使っています)。
ただし、デザイン面は際立ったものが少ないためカスタマイズを行うことが多い。
ポートフォリオ
自分の作品を掲載して自己PRをするための「ポートフォリオ」。
その作品を並べる時に「画像ギャラリー」などのプラグインを使うことで、すっきりと見せることができるようになります。
「Portfolio Gallery」や「Foo Gallery」を含めたくさんの種類があり、画像だけではなく動画(Youtube,Vimeo)画像ギャラリーに設定することができるものもあります。
表現としてはタイルのように並べたり、あえて縦の長さをそろえずガタガタに見せたりと、いろんな表現方法がありますので、好みに応じて選択することになります。
会員制サイト
WordPressは、1つのサイトに複数のユーザーを登録することができ、それぞれ権限を与えてることができます。
その機能を使って会員制サイトを構築することができるのですが、プラグインを使うことでユーザー登録や会員専用ページの閲覧制限が簡単にできるようになります。
Simple Membership
予め権限を設定したユーザー登録や、決済機能(PayPal、Stripe)が使えるプラグイン。
閲覧制限も各ページの編集画面でチェックを入れるだけと簡単に会員制サイトが構築できる。
当サイトもこのプラグインを使って会員制サイトにしています。
BuddyPress
SNSのようなサイトを構築することができるようになるプラグイン。
ユーザー登録をはじめ、ユーザー同士で「友達登録」や「いいね!」などの機能がある。
予約制サイト
レストランやサロンなどの時間予約が必要な職種の場合、予約管理プラグインを使うことで「ホット〇ッパー」などを利用しなくても、自社で予約管理ができるようになります。
Booking Package
様々なメニューや予約時間の設定ができるプラグイン。
PayPalやStripeを使ったオンライン決済機能や、顧客管理機能があるため料金の先払いを導入できたり2回目以降は予約をスムーズにできるようになるなど、多機能な予約管理プラグイン。
また、画面が切り替わらない仕様のためスムーズで安心感のある予約ページとなっている。
MTS Simple Booking
こちらもメニューや予約時間の設定ができるプラグインです。
ただし、無料版では項目の設定に自由度が少なく、プラグインのカスタマイズが必要になる部分があるため、WordPressにある程度慣れていない場合は上記の「Booking Package」を利用すると良いでしょう。(有料版にすると操作性は良くなります)
また、公式プラグインではないため、プラグインサイトからダウンロード→Zipフォルダからインストールする必要があります。
e-Leaning(オンラインスクール)
プログラミングの「Progete」や動画で学習する「Udemy」など、オンラインで学習する環境を「e-Leaning」と呼ばれており、その学習管理システムを「LMS(ラーニングマネジメント)」と呼ばれています。
WordPressでは、LMSのプラグインを使うことで「e-Leaning」の環境を構築することができます。
他の機能のプラグインと組み合わせることで、決済機能が追加できたり、ユーザーとの交流ができたりと、できることの幅を広げることができるのもWordPressの利点だと思います。
ダウンロード販売
WordPressのプラグインには「写真」や「音楽」、「映像」などのデジタルデータを販売・管理することができるようになるプラグインがあります。
Easy Disital Downloads
画像や音声、PDFマニュアルなどのデジタルコンテンツをダウンロード販売できるようになるプラグインで、販売数や収益のグラフ化ができるため管理もしやすい。
決済方法はクレジットカード(銀行振込不可)で、「PayPal」を使うことになるため、販売者側は「PayPalビジネスアカウント」に登録(もしくはアップグレード)しておくと良いでしょう。
Easy Digital Downloads – デジタルファイル & サブスクリプションの販売 (eコマースストア + 決済を簡単に)
WordPressは「プラグイン(拡張機能)」と「テーマ(デザインテンプレート)」を組み合わせて、様々な形態のWebサイトを構築することができます。
1からシステムを構築するよりも、はるかに手軽にサイトを作っていくことができるため、これからのWebサイト制作の主流となっていますので、ぜひ挑戦してみてください!!
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