こんにちは、SouDogです。
デザインの中で文字は単なる情報伝達の手段ではなく、視覚的な要素としても非常に重要な役割を果たします。中級者にステップアップしたあなたには、タイポグラフィを駆使してデザインの質をさらに引き上げるチャンスがあります。
本記事では、タイポグラフィの応用テクニックとして「フォントのペアリング」「行間や文字間の調整」「読みやすさを向上させるポイント」を具体例を交えながら解説します。
目次
1. フォントのペアリングで印象を引き立てる
1.1 フォントペアリングの基本ルール
デザインに使用するフォントの組み合わせ次第で、全体の印象が大きく変わります。基本的には、以下のような組み合わせを意識すると統一感が生まれます。
- セリフ体×サンセリフ体: 例)タイトルにTimes New Roman(セリフ体)、本文にArial(サンセリフ体)。
- フォントスタイルの使い分け: 強調したい部分や階層構造を明確にするテクニック。
1.2 避けるべきペアリング例
- フォントが多すぎてゴチャゴチャした印象を与える。
- スタイルや時代感が異なるフォントを組み合わせる。
1.3 おすすめのツール
- Google Fonts: 無料で多彩なフォントを試せる。
- FontPair: フォントペアリングの具体例が確認できる便利なツール。
2. 行間(ラインハイト)の調整で読みやすさを向上
2.1 適切な行間の設定
行間は狭すぎても広すぎても読みにくくなります。
- デフォルト値の目安: フォントサイズの1.4〜1.6倍が基本。
- テキストの種類別調整: 見出しはやや狭め、本文は広めが推奨されます。
2.2 行間調整の失敗例
- 行間が狭すぎて文字が密集し、圧迫感を与える。
- 行間が広すぎて文章の一体感が損なわれる。
便利なツール
- Type Scale: 行間やフォントサイズのバランスを手軽に計算。
3. 文字間(カーニングとトラッキング)の調整でプロフェッショナルに
3.1 カーニングの活用法
カーニングとは、特定の文字間を微調整する技術です。
- 例:大文字「A」と小文字「V」の間隔が空きすぎている場合に調整。
3.2 トラッキングで全体の印象を統一
トラッキングは文字全体の間隔を調整します。
- 見出しは広めに設定し、軽快で開放感のあるデザインに。
- 本文は標準的な間隔で、集中力を高めます。
3.3 視覚的な違いを確認する練習法
デザインソフト(FigmaやAdobe XDなど)で、カーニングとトラッキングを調整した際の違いを比較する練習をおすすめします。
4. 視線誘導とアクセントを効率的に作る
4.1 タイトルと本文の視線誘導
ユーザーが自然と重要な情報に目を向けるように、サイズや太字を使って誘導します。
- タイトルを大きめに設定し、本文との明確な階層を作る。
- サブタイトルに異なるフォントを使い、内容の切り替えを強調する。
4.2 背景と文字色のコントラスト
アクセシビリティを意識して、文字と背景のコントラスト比を保ちます。ツールとして「WebAIM Contrast Checker」がおすすめです。
- チェックツール: WebAIM Contrast Checker
5. タイポグラフィに磨きをかける応用テクニック
5.1 強調したい箇所に変化をつける
- 太字やイタリックで視覚的に重要な部分を際立たせる。
- 色を変えることで特定のキーワードを強調。
5.2 スペース(余白)の活用
文字だけでなく、余白を適切に使うことで視覚的なバランスが整います。
6. 実例で見るタイポグラフィ改善のビフォーアフター
- Before: 行間が狭すぎて読みにくい文章。
- After: 行間を広げ、フォントを統一して読みやすく改善。
- Before: フォントの種類が多すぎて統一感がない。
- After: 2種類のフォントに絞り、見出しと本文を明確化。
7. まとめ
タイポグラフィは、ウェブデザインの質を大きく左右する重要な要素です。中級者として、基本的な知識に加えて応用テクニックを学ぶことで、より洗練されたデザインを実現できます。
まずは、フォントのペアリングや行間の調整といった基礎的な部分から取り組み、実例を参考にしながら実践してみてください。
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