「Webサイトにインターネットを活用して集客する方法」

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こんにちは、SouDogです。

今回はWebサイトにインターネットを使って集客する方法について紹介します。

自社のWebサイト(ブログ、ホームページ)を立ち上げたからといって、お客さんが来てくれるとは限りません。

目標をもって制作したWebサイトも、目標に向けた運営をしなければお客さんも来ませんし、お客さんが来なければ、当然売り上げやお問い合わせもありません。

そうならないためにも、こういった「集客(お客さんにWebサイトを訪問してもらうこと)の知識」は少なからずあった方が良いでしょう。

はじめに決めておくこと

Webサイトを作る時、何の目的も持たずに作ることはありません。

必ず何かしらの目的をもってWebサイトを作成しますので、作る前にはっきりとさせておく必要があります。

Webサイトの目的を決める

はじめにWebサイトを作る・運営する目的を決めます。

これはクライアントによって様々ですが、よくあるのが

  • 自社の売り上げをアップする
  • 直接営業は得意なので、まずお問い合わせを増やす

といったところでしょう。

そのために、「最終的に何を売りたいか?どのページに来てもらいたいか?」というところまで決めておくことで、具体的な集客導線(ユーザーの流れ)を構築することができるようになります。

ターゲットを明確にする

「どんな人に商品・サービスを買ってもらいたいか?」といった、「ターゲット」を決めることはマーケティングの基本です。

このターゲットの属性によってリサーチの対象や集客の手段が変わってきますので、しっかりと設定しておく必要があります。

可能であれば、架空の一人の人間になるまで絞り込む、マーケティング用語の「ペルソナ」として設定しておくと良いでしょう。

ターゲットに合わせた集客手段を選ぶ

ターゲット(ペルソナ)をしっかりと決めることで、その行動を予測して集客手段を選ぶことができるようになります。

例えば、SNSをよく見るならSNS広告を、検索をよく使うのであればSEO(検索エンジン最適化)やリスティング広告など、ターゲットに興味を持ってもらえそうな媒体で集客することができるようになります。

その集客手段につきましては次に紹介していきます。

インターネットを使った集客(Web集客)の手段

インターネットを使った集客の手段は、無料・有料それぞれあり、大きく分けて6種類あります。

  • SEO(検索エンジン最適化)
  • SNS
  • Web広告
  • メールマガジン
  • 直接アクセス
  • 外部リンク

SEO(検索エンジン最適化)

Googleなどでよく知られている検索エンジンは、入力した検索キーワードによって検索結果がランキング形式で表示される仕組みとなっています。

この検索結果において、できるだけ高い順位(検索結果の1ページ目)に表示されることでアクセスアップを見込めることから、ランキング上位に表示されるようにする施策を「SEO(検索エンジン最適化)」と呼びます。

ただし、そのアルゴリズム(評価するためのプログラム)はブラックボックス(外からはわからない)のため、憶測や経験則で施策していくことになります。

その中でよく言われているのが、

  • 正しい(わかりやすい)HTML構造のページを作成する
  • 適切なキーワードがタイトルや見出しに入っている
  • ユーザーにとって有益な情報を発信する

まずは基本的にこのあたりを押さえていくことで、検索エンジンの評価が高くなり、検索結果のランキング上位に表示されるようにしていきます。

※もちろん、評価の要素は他にもたくさんあります

この時のキーワードは「ユーザーが検索する時に入力しそうなキーワード」を使用していきます。

1語の「単一キーワード」よりも、2語~3語の「複合キーワード」で設定すると良いでしょう。

取得して間もないのドメインの場合、SEOは効果が出てくる(Googleの評価が付く)まで3ヵ月~半年は掛かります。

そのため、ある程度長期的な計画が必要になります。

余談ですが、実店舗の場合「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」を活用するのも効果的です。

プロフィールをしっかり設定し、店舗に対する口コミを集めることで、集客効果が見込まれます。

この「Googleビジネスプロフィール」も検索結果にランキング形式で表示されるため、上位に表示される施策が必要になり、それを「MEO(マップエンジン最適化)」と呼ばれています。

SNS

今は集客にSNSを使う企業が増えてきました。

FacebookやInstagramではショップ機能があり、直接商品の販売ができるようになっていますが、本来の目的は「認知」と「ファン作り」です。

一旦「自分の商品・サービスを買ってもらう」ということは置いといて、SNSでは自社の商品・サービスを知ってもらい、興味を持ってくれる人を集め、ファンになってもらうことが目的です。

ファンになってもらえたら、イベントなどを開催した時に来てくれるようになるし、そこで自社の商品・サービスを買ってもらえるようになるかもしれません。

そこからさらにSNSで口コミをしてもらうことで拡散し、より多くの人に認知されるようになることも期待できるようになります。

そのため、「ファンになってもらうにはどういったアカウント運営をすれば良いか?」というのを考える必要がありますが、基本的には「ユーザーにとって有益な情報を発信し続けること」が大事です。

ですが、それだけではユーザーが「これ便利だな」と感じるだけでファンになるまでには至りません。

ユーザーの心を掴み、ファンになってもらうには、有益な情報はもちろん、その背景にあるストーリーを交えて発信することで「共感を得る」ことが大事です。

これができるようになると、色んな場所で応用することができるようになりますので、ページ制作をする時や発信する時は心掛けると良いでしょう。

Web広告

Web広告はその名の通りインターネットで表示される広告です。

その種類も様々で、

  • リスティング広告(検索連動型)
  • SNS広告
  • ディスプレイ広告
  • 動画広告

これはほんの一部で、他にもたくさんあります。

Web広告はもちろん広告費が掛かる(有料)というデメリットはありますが、

  • 検索結果の1位よりも上に表示される
  • 表示させたいターゲットを絞ることができる
  • ターゲット以外には表示されないため広告費が少し節約できる
  • クリックされるまで広告費が発生しないため広告費が少し節約できる

それを補うメリットがあるため、積極的に活用している会社も多くあります。

効果が出始めるまで3ヵ月~半年かかるSEOや、アカウントが育つまである程度の期間が必要なSNSとは違い、即効性があるのがWeb広告の特徴です。

立ち上げ直後の初速としてはとても効果的な仕組みなので、SEOやSNSに効果が表れるまでのつなぎとして利用したり、ある程度の売り上げが出てきた頃に、さらに売り上げをブーストさせるために利用すると良いかと思います。

メールマガジン

なぜ今時メールマガジン?と思うかもしれませんが、その理由として、

  • プラットフォームに依存しない
  • 今でも頻繁に使われている
  • お客さんと直接やり取りができる

といったメリットがあります。

LINEやInstagramなどを利用した集客も最近ではよく使われていますが、あくまでも他人の土地を借りている状態のため、急に規約が変わったり、アカウントを停止させられたりすることがよくあります。

メールマガジンの場合は、配信スタンドはレンタルになりますが、配信先であるメールアドレスのバックアップさえ取っておけば、どの場所(配信スタンド)からでも登録してくれた人に向けてメールマガジンを配信することができます。

また配信スタンドによっては、設定した順番に自動でメールを配信する「ステップメール」を活用することで、より自社のことを知ってもらったり、ファンになってもらうといったことも可能になります。

また、メールマガジンの登録者に直接セールスすることもできるため、ステップメールにセールスのためのメールを組み込むことで、「自動で売上が上がるシステム」を構築することができるようになります。

(もちろんシナリオなどの流れを熟考する必要はあります)

直接アクセス

直接アクセスとは、ブラウザのブックマークや、チラシやパンフレットに設置したQRコードなどから自社のWebサイトにアクセスが来ることです。

ブラウザのブックマークに入れてもらうには、ユーザーに対して非常に有益な情報を発信していたり、ファンになってもらうほどにならないと、入れてもらうことは少ないでしょう。

そのため、どちらかというとチラシやパンフレットに設置したQRコードからのアクセスが多くなりそうなので、Webサイトはレスポンシブ(スマホ表示対応)しておくことは必須です。

外部リンク

外部リンクは、自社のWebサイトではないサイトからのリンクによるアクセスがそれに当たります。

他人のブログなどから自然に紹介されたり、PRTIMESのような「プレスリリース」を行っているサイトからのリンクで、SNSで自分でシェアしたページ(もしくは誰かがシェアしてくれたページ)から自社のWebサイトアクセスされるのも一応外部リンクとなります。

SNSでのシェアはともかく、PRTIMESなどのプレスリリースは利用するのに有料の場合が多いため、そこからのアクセスを利用する場合、ゴールまでの導線を事前に考えて用意しておくと良いでしょう。

※目的が「認知」だけの場合は除きますが、せっかくなので自社の商品・サービスに興味をもってもらえ、購入まで至るようなコンテンツを用意しておくと良いでしょう。

大事なのは「ゴール(目標)までの流れ」をしっかり考え、動き続けること

どれだけしっかり準備をしても、はじめて行った施策が上手くいくことはあまりありません。

ですが、ユーザーの流れを分析して、その都度内容を改善し続けていけば、どこかでうまく噛み合うところが出てきます。

そこに至るまでしっかりと考え、改善し続けるといった行動はとても大事なので、Web集客の方法を含め、しっかりと検討しながら継続することが一番大切です。

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