ブログ運営と生成AIとの付き合い方について

はじめに

こんにちは、SouDogです。

近年、人工知能（AI）の技術が急速に進化し、さまざまな分野での利用が進んでいます。特に、文章生成AIと画像生成AIは、クリエイティブなプロセスを大きく変革しています。

この記事では、代表的なAIツールであるChatGPT、Microsoft Copilot、Claude 3、Image Creator、Adobe Firefly、Midjourneyについて詳しく比較し、それぞれの特徴や利用シーンについて考察します。

「ChatGPT」などの文章生成AIは、ユーザーからの指示や質問（『プロンプト』とも呼ばれています）に基づいて、自然な文章を生成します。

自分の主な活用法としましては、だいたいこのあたりです。

特に「コーディングの補助」は便利すぎて、これが無いと仕事にならないレベルで頼り切っています。

具体的には、文章生成AIのテキスト入力欄に

「〇〇のWebサイトを作るのに必要なコンテンツは？」
「〇〇について書いた記事のタイトルを5件考えてください」
「ドロップダウンに対応したナビメニューを実装したい」
「WordPressのエラー（エラーコードをコピペ）の意味と対処法を教えてください」

といった感じの指示や質問をすることで、「一般的なサイトの構成」や「目的に合った記事のタイトル」を考えてくれたり、「実装するためのコード」などを教えてくれます。

ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模な言語モデルであり、自然な会話を生成する能力に優れています。ユーザーはテキストを入力することで、AIがリアルタイムで応答を生成します。

ChatGPTは、次のような特徴があります。

自然な会話: ユーザーとのインタラクションがスムーズで、自然な会話を模倣できます。これにより、カスタマーサポートや個別指導などの分野での利用が広がっています。
多様なトピックへの対応: 科学、歴史、文化など、幅広いトピックについて情報を提供できます。これにより、教育や研究の現場でも利用されています。
適応性: ユーザーのリクエストに応じて、トーンやスタイルを変えることができ、ビジネス文書やカジュアルな会話など、さまざまなシーンに対応可能です。

Microsoft Copilotは、Microsoft 365アプリケーションに統合されたAIアシスタントです。

文書作成やデータ分析を効率化するためのツールで、主にビジネスユーザーに向けて設計されています。

業務効率化: WordやExcelなどのアプリケーション内で、文書の提案やデータの分析をサポートします。これにより、ユーザーはより迅速に作業を進めることができます。
直感的なインターフェース: ユーザーが求める情報を簡単に引き出すことができるため、特別な技術スキルがなくても利用可能です。
ビジネス向けの機能: プレゼンテーションの作成やデータのビジュアル化など、ビジネスシーンで特に重宝される機能が充実しています。

Claude 3は、Anthropicによって開発されたAIモデルで、安全性や倫理的な配慮を重視しています。

これにより、特に安全性が求められる環境での利用が期待されています。

倫理的な配慮: Claude 3は、誤解を与えないように設計されており、ユーザーに対して慎重な応答を生成します。これにより、敏感なトピックに関する対話も安心して行えます。
ユーザーの意図を理解: 利用者のニーズや意図を理解し、適切な応答を生成する能力が高いため、教育やカウンセリングなどの分野での利用が期待されています。

「画像生成AI」は、ユーザーの指示（プロンプト）に基づき、AIを使って画像を生成します。
（ここでは「Image Creator」を例にしています）

例えば「猫、イラスト」といった感じで指示をすることで、

こんな感じのイラストを生成します。

全然意図と違う画像が出てくることもありますが、その時は細かく指示（プロンプト）をしたり、変更しながら作成していく流れとなります。

グラフィック制作における画像生成AIの活用法としては、「デザインのヒント」や「アイデア出しの参考」として利用したり、商用利用可能なサービスであれば、そのまま制作物とすることもできます。

Web制作での活用法としては、デモサイト等で使用する画像をAIで生成することで、ある意味一番時間が掛かる「画像の素材探し」が、効率よくできるようになります。

ただし、上記のように商用利用が可能ではないものや著作権的にグレーな部分も多いため、当たり前な話になりますが、規約等をよく調べてから利用する必要があります。

MicrosoftのImage Creatorは、テキストを入力することで独自の画像を生成するAIツールです。

使いやすさ: ユーザーが簡単なプロンプトを入力するだけで、高品質な画像が生成されるため、専門的なデザインスキルがなくても魅力的なビジュアルを得ることができます。
ビジネス向け利用: プレゼンテーションやマーケティング資料の作成において、迅速に視覚的コンテンツを生成することができ、時間を大幅に節約します。

Adobe Fireflyは、Adobeが開発した画像生成AIで、特にクリエイティブな業界に向けた機能を提供します。

スタイルとコンセプトの柔軟性: ユーザーが提供したコンセプトやスタイルに基づいて、アートワークを生成します。これにより、デザイナーは独自の作品を簡単に作成できます。
Adobe製品との統合: Adobe Creative Cloudの他の製品と連携して利用できるため、デザイナーはシームレスなワークフローを実現できます。

Midjourneyは、特にアートとクリエイティビティに特化した画像生成AIです。

アートスタイルの多様性: ユーザーが生成した画像のスタイルやテーマに対して高い自由度を持つため、アーティストやデザイナーにとって強力なツールとなっています。
コミュニティの参加: Midjourneyはユーザー同士が作品を共有し、インスピレーションを得るためのコミュニティが活発で、創造的なアイデアが生まれやすい環境です。