「HTMLとCSSをゼロから学べる完全ガイド|Webページ作成の基本」

eyecatch45 WEB制作

こんにちは、SouDogです。

今回は、これからこれからWebデザインを学ぶ方に向けてHTMLとCSSに関しての基本的な内容を紹介していきます。

はじめに

HTMLとCSSは、Webサイトを作るための2つの基本的な技術です。HTMLはWebページの骨組みや構造を作り、CSSはその見た目やデザインを担当します。これらを学ぶことで、自分だけのWebページを作成できるようになります。

本ガイドでは、初心者の方がつまずきにくいように、ステップバイステップで学べるように解説していきます。


ステップ1:HTMLの基礎を理解しよう

(1) HTMLって何?

HTML(HyperText Markup Language)は、Webページの構造を作成するための言語です。簡単に言うと、Webページの「骨組み」を作るために使います。HTMLを使うことで、Webページにタイトル、段落、画像、リンク、リストなどを表示できます。

(2) 最初に覚える基本タグ

HTMLの文書は「タグ」で構成されています。タグは通常、開くタグ(例:<h1>)と閉じるタグ(例:</h1>)のペアで使います。以下は最も基本的なタグです。

タグ用途書き方例
<html>HTML文書の開始・終了<html>...</html>
<head>ページ情報の記述<head>...</head>
<title>ページタイトルの指定<title>ページタイトル</title>
<body>ページの内容本体<body>...</body>
<h1><h6>見出し(h1が最も大きい)<h1>見出し</h1>
<p>段落<p>これは段落です。</p>
<a>リンク<a href="https://example.com">リンク</a>
<img>画像<img src="画像URL" alt="説明">
<ul>
<li>
箇条書きリスト<ul><li>項目1</li></ul>

(3) 練習:最初のHTMLページを作ろう

まずは、自分のPCでHTMLファイルを作成してみましょう。以下の手順で実践します。

  1. テキストエディタを開く
  • Windowsの場合:「メモ帳」
  • Macの場合:「テキストエディット」
  1. 以下のコードを入力
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>私の最初のWebページ</title>
</head>
<body>
    <h1>こんにちは!</h1>
    <p>これは私の最初のWebページです。</p>
    <a href="https://www.example.com">リンクをクリック!</a>
</body>
</html>
  1. ファイルを「index.html」という名前で保存
  2. 保存したファイルをブラウザで開く
  • Chrome、Edgeなどのブラウザで「index.html」を開くと、Webページが表示されます!

ステップ2:CSSの基礎を理解しよう

(1) CSSって何?

CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLで作ったWebページの見た目をデザインするための言語です。色、フォント、レイアウトの調整、背景画像の設定など、さまざまなデザインを適用できます。

(2) CSSの基本構造

CSSは、セレクタプロパティの組み合わせで記述します。

  • セレクタ:どの要素にスタイルを適用するか
  • プロパティ:変更したいデザインの種類
  • :そのデザインの内容

例: 文字の色を赤にするCSS

h1 {
    color: red; /* 文字色を赤にする */
}

(3) CSSの適用方法

CSSをHTMLに適用する方法は3種類あります。

方法説明記述例
インラインCSSHTMLタグ内に直接記述<h1 style="color: red;">見出し</h1>
内部CSS (styleタグ)HTML内で<style>タグを使って記述<style> h1 { color: red; } </style>
外部CSS (ファイル)CSSを別ファイルに保存し、HTMLで読み込む<link rel="stylesheet" href="style.css">

初心者には「内部CSS」がおすすめですが、慣れてきたら「外部CSS」に挑戦しましょう。

(4) 基本的なCSSプロパティ

以下のプロパティを覚えると、簡単なデザインが可能になります。

プロパティ用途
color文字色の指定color: blue;
font-size文字サイズの指定font-size: 20px;
background-color背景色の指定background-color: yellow;
margin外側の余白を設定margin: 10px;
padding内側の余白を設定padding: 20px;
border枠線を設定border: 1px solid black;

(5) 練習:CSSを使って装飾してみよう

以下のコードをHTMLファイルに追加して、CSSでデザインを変更してみましょう。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
    <title>CSSの練習</title>
    <style>
        body {
            background-color: #f0f0f0;
        }
        h1 {
            color: blue;
            font-size: 36px;
            text-align: center;
        }
        p {
            color: #333;
            line-height: 1.6;
        }
    </style>
</head>
<body>
    <h1>CSSの練習</h1>
    <p>CSSで背景色や文字のスタイルを変更できます!</p>
</body>
</html>

保存後、ブラウザで開くと、背景色や文字の色が変更されているのが確認できます。


ステップ3:実践的な学習を進める

(1) プロジェクトを作ろう

学んだ知識を実践するために、簡単なプロジェクトを作成してみましょう。

  • 初めてのプロジェクト例:
  • 自己紹介ページ(写真やリンクを含める)
  • シンプルな「やることリスト」

プロジェクトを進める中で、CSSやHTMLの使い方に慣れていくことができます。

(2) 学習リソースを活用する

以下のオンラインリソースを活用して、学習を深めましょう。


ステップ4:次のステップ

HTMLとCSSに慣れてきたら、次の学習に進みましょう。

  1. JavaScript: Webページをインタラクティブにするためのプログラミング言語。
  2. レスポンシブデザイン: スマートフォンやタブレットにも対応するデザイン方法を学ぶ。
  3. Git/GitHub: コードの管理やWebページの公開方法を学ぶ。

これらの技術を学ぶことで、さらに高度なWeb開発ができるようになります。


いかがだったでしょうか?

今回は基礎の基礎をご紹介しました。

HTMLとCSSの基礎を学んだ後は、実際に手を動かして、さまざまなWebページを作りながら、スキルを向上させていきましょう!

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